GitHubからのダウンロードについて(releasesにバイナリが無い場合)
今までGitHubのreleasesにバイナリが無い場合は素直に諦めるかAppVeyorからダウンロード出来ないかググってみるくらいしか方法が無いと思っていましたが、それ以外にバイナリをダウンロード出来る(かもしれない)方法がある事がわかりました。
GitHubに慣れている方なら既にご存知の内容かもしれませんが、せっかくなのでエントリーにして残しておきたいと思います。
当エントリーで紹介する方法はGitHubにログインしていないと利用出来ません。つまりGitHubへのアカウント登録が必要になります。
ダウンロード方法 その1
それでは最近リリースされた新しいNDSエミュレータ NooDS のGitHubを例にしましょう。
実際に確認していただければわかりますが、releasesにはソースやバイナリは無くREADME.mdにもAppVeyorのバッジやダウンロードリンクは今のところありません。
そこで次に最新のコミットと更新時間の左側に緑色のチェックマークが無いか確認します。
このようにチェックマークがあった場合はそれをクリックしてみましょう。てかこれ普通にクリック出来るとか思ってもみませんでしたわ…
リストっぽい画面が表示されたらその中から詳細を確認したい行のDetailsをクリックします。
この例ではbuild-windowsを選択しました。
画面が変わったら右上にあるArtifactsをクリックします。
ダウンロードリンクの一覧が表示されるのでここからダウンロード出来ます。
Windows以外のバイナリも全部表示されてるって事は一つ前の画面でどこをクリックしても良かったんじゃないかという気もしますが一応ね?
ダウンロード方法 その2
こちらの方法はMelonDSのGitHubを例に説明してみます。
まずはActionsをクリックします。
これは別にやってもやらなくてもいいですが、Windows・Linux・Androidなど複数のプラットフォーム用のバージョンがあるような場合はフィルタをかけた方が見易くなります。という事でここではWindowsを選択してみます。
一覧表示されるワークフローがWindows版だけに絞られます。あとは緑色のチェックマーク付きで一番上にあるものが最新ビルドという事でその見出し部分をクリックします。
Artifactsからバイナリがダウンロード出来ます。GitHubにログインしていないとダウンロードリンクがただのテキスト表示になる事に注意して下さいね?
このArtifactsのところで各プラットフォーム用のバイナリに分かれている場合もありますが、どれをダウンロードすればいいかは見れば何となくわかるんじゃないかと思います、たぶん。
基本的にダメ元でお試しを
必ずここからダウンロード出来るというわけでも無いのでダメ元程度に思っていただきたいですが、AppVeyorがリンクされている場合もあったので一応見てみる価値はあるんじゃないかと思います。
そもそも例のチェックマークが無かったりリンク先でArtifactsが作成されて無い場合もありますがその時はその時という事で…時には諦めも肝心かと。
とりあえず「そんなとこからダウンロード出来る場合もあるのね?」という事でお役に立てば幸いです。