DCエミュ redreamのセーブデータ管理機能がいい感じ
最新の開発版でWindowsCEベースのゲームに対応したDCエミュ redreamですが、ひっそりとセーブデータの管理機能も実装されている事はまだあまり知られてないような気がします。とか言ってぶっちゃけ私もしばらく気付いてなかったんですが…
ところがなにげに使ってみるとこれがなかなか便利だったので、ついでと言っては何ですがこの機会に併せて紹介しておきたいと思います。
ビジュアルメモリ間のセーブデータコピーが簡単
本来セーブデータの管理はディスク未挿入の状態で起動したシステム画面(本体の設定や時刻合わせをするあの画面)で行いますが、その画面を介さずにredreamのUI上で直接操作出来るという機能です。
基本的な操作の流れとしては
- メニューからSAVESを選択
- ビジュアルメモリ(Port A~D)を選択
- ビジュアルメモリ内のセーブデータが表示されるので対象を選択
- ダイアログが表示されるのでExport Save(Import Saves)かRemove Saveを選択
こんな感じでしょうか。
ビジュアルメモリからゲームデータを書き出す
データを選択後に表示されるダイアログからExport Saveを選択するとredream本体と同じ場所にsavesフォルダが作成され、その中に該当セーブデータが保存されると同時にImport Savesの部分にExport済みのデータが表示されるようになります。
Exportしたデータがまだ1件も無い場合はこの部分は表示されません。Savesフォルダにデータが作成されるとその後は常に表示されるようになります。
Exportしてもビジュアルメモリからデータが削除されるわけではないので、不要な場合はExport後にRemove Saveで削除する必要があります。ただし、一旦削除してしまうと後で必要になっても戻す事は出来ないのでその点は注意して下さいね?
ビジュアルメモリを切り替えたい場合は戻る的なボタンが無いのでメニューのSAVESを選択で。
書き出したゲームデータをビジュアルメモリに取り込む
基本的にExportの時と同様です。データを移すビジュアルメモリを開いてコピーしたいデータをImport Savesから選択するとダイアログが表示されるのでImport Savesを選択するだけです。
この場合もあえてデータを残しておく必要がなければImport後にRemove Saveで削除しておきましょう。
セーブデータの管理が便利に
これでセーブデータ管理はシステム画面を使うより便利になったように思います。とりあえず移動やコピーの必要が無くても全てExportしておいてそのままバックアップに利用するのもありかな?とも。
強いて難点を挙げるならセーブデータの詳細(主に日付など)が確認出来たらいいなーとかファイル名をvmu0.binのような固定ではなく任意の名前をつけてUIから選択出来るようになるといいかなーというくらいでしょうか。
何れにしても元々使いやすいという事で気に入っていたredreamがここに来て更に使い勝手がよくなったのは素直に嬉しいですね。という事で今後も要チェックのredreamです。