エミュレータ アスペクト比別ウィンドウサイズ設定例

先日RetroArchのコア毎にウィンドウサイズを設定するというエントリーを書いたので、そのついでと言っては何ですが汎用的に使えるアスペクト比別のウィンドウサイズ設定例も紹介したいと思います。
理由はイマイチよく理解してませんが解像度は8の倍数がいいと聞きますし、RetroArchの設定も8刻みなのでちょうどいいやという事でそれに従って適当だと思われるサイズをピックアップしてみました。ただし、1920×1080のモニターを想定したサイズなので4Kモニターを使っている方にはあまり参考にならないかもしれませんがそこはご容赦いただきたい。
ざっくり大別して4:3か16:9のどちらかで
アスペクト比別とか言っておきながら実は4:3と16:9の2パターンしか用意してません…実際は8:7や10:9とかそれ以外のアスペクト比のゲーム機もありますが、正方形から4:3に近い比率なら4:3、どちらかと言えば4:3より横長寄りなら16:9で特に違和感無いように思えるのでそれでいい事にしました。
ウィンドウに合わせて自動でストレッチしてくれるわけではないので、設定 > ビデオ > スケーリングを確認してCore providedになっていたらウィンドウサイズに合わせて4:3や16:9などに設定を変更する必要があります。RetroArchの基本設定にしたいならメイン設定を保存、コアのみの設定にしたいならコアの優先を保存で。
そんなアバウツなのはお母さん許しませんという厳しめな方や実機のアスペクト比を忠実に再現しなければ絶対にノゥ!いうある意味コアな方は近い内に主なゲーム機の解像度を簡単にまとめようと思ってますんでそれを見ながら頑張っていただくという事で今回は見逃してやってください。
アスペクト比4:3の例
レトロ世代のゲーム機は一部の携帯機を除いてほぼこれでいいんじゃないかと思いますがどうでしょう。ファミコン世代は8:7が多かったりゲームボーイのように正方形に近いものもありましたが、それ以降は4:3が割と主流でしたしあまり違和感無いですよね?という事で。
幅 | 高さ | 備考 |
960 | 720 | |
992 | 744 | |
1024 | 768 | |
1056 | 792 | |
1088 | 816 | |
1120 | 840 | |
1152 | 864 | |
1184 | 888 | |
1216 | 912 | |
1248 | 936 | |
1280 | 960 | |
1312 | 984 | Windowsのタスクバーを表示している場合はこれが最大かも? |
1344 | 1008 | |
1376 | 1032 | |
1408 | 1056 | |
1440 | 1080 | 高さがモニターと同じサイズなのでエミュのメニュー・ステータスバー・枠などが表示しきれない可能性あり |
アスペクト比16:9の例
レトロ世代ではワンダースワンやゲームボーイアドバンス、比較的新しめの世代ではPSPのように横長に近い画面の携帯機や新しい世代の据え置き機からこの比率が多くなっているようです。
ワンダースワンもゲームボーイアドバンスも実際のアスペクト比は16:9ではありません。ここでは横長だから16:9でいいだろうという事にしちゃってるだけです、念の為。
幅 | 高さ | 備考 |
1280 | 720 | |
1408 | 792 | |
1536 | 864 | |
1664 | 936 | Windowsのタスクバーを表示している場合はこれが最大かも? |
1792 | 1008 | |
1920 | 1080 | 幅・高さ共にモニターと同じサイズなのでエミュのメニュー・ステータスバー・枠などが表示しきれない可能性あり、と言うかこのサイズならいっそフルスクリーンにした方がいいような |
自分的にベストなサイズで楽しみましょう
以前はモニターに表示可能な範囲で出来るだけ大きくしたいと思っていましたが、今はある程度スペースに余裕が無いと何だか窮屈に思えたり、エミュを起動しつつ裏でブラウザを参照したり他の作業も並行する場合がある事を考えるとあまり大きすぎるのもどうかと思うようになりました。
また、多少横に引っ張られた形になっても疑似ワイドスクリーン的な感じで4:3のものをあえて16:9で表示させるのも悪くないと思ったり、それもエミュレータの楽しみ方の1つという事でたまには気の済むまでこういったところを徹底的にイジってみるのもありではないかと思います。