FC | NESエミュ ANESEのワイドスクリーン的なアレの起動方法

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FCエミュ ANESE ゼルダの伝説 プレイ画面

結構前にダウンロードしていたものの、どうやったらそうなるのかがわからなくてそのまま放置していたFCエミュのANESEですが、公式サイトの説明をちゃんと読んだら割とあっさり解決しました…

私としてはずっと気になってたんですが思ったより話題になっていない感じなので、もしかしたら他の方もやり方がわかってなかったりする?という事で、当エントリーではそのANESEの起動方法を紹介したいと思います。

ANESEのダウンロード

ANESEはGitHubかAppVeyorからダウンロード出来ます。

ANESEの何がスゴイの?

正直言って口や文章でうまく説明出来る自信が無いので、実際に見てもらった方が早いでしょう、という事でこちらの公式サイトへどうぞ。

対応マッパーやデフォルトのコントロール設定などについても書いてあります。

ANESEの起動方法

普通にanese.exeを起動しただけではそうはなりません。起動の際にコマンドラインで

--widenes

このオプションを指定する必要があります、という事で具体的な起動方法を4つほど。

DOS窓から起動

コマンドプロンプトから以下のコマンドを叩きます。

anese --widenes

ショートカットにオプションを追加

anese.exeの起動用ショートカットを作成し、プロパティを開いてリンク先のanese.exeの後ろにオプションを追加します。

FCエミュ ANESE ショートカットのプロパティにオプションを追加

@パス@anese --widenes

バッチファイルを作成する

テキストファイルに以下のコードをコピペして、anese.batとか適当に名前をつけて保存します。

@echo off
anese.exe --widenes

コマンドライン指定可能なランチャーを使う

この方法を選択する方には細かい説明は不要と思いますが、実行ファイルの後ろに以下のオプションを追加します。

--widenes

実際に起動してみます

ショートカットを作成した場合は、ショートカットにイメージファイルをドロップして起動する事も可能です。普通にANESEを起動してからイメージファイルを選択するよりその方が簡単でいいかもしれません。

とりあえずゼルダの伝説を起動してみましたよ?

FCエミュ ANESE ゼルダの伝説 をWidenesオプションで起動

ちなみにこの中央の画面はマウスでドラッグしてウィンドウ内を移動させたり、マウスのホイールで拡大・縮小する事も可能です。

スタート地点から右へ行ったり上に行ってみたりするとマップが繋がっていきます。

イメージファイルのあるフォルダ内にファイル名_scenesという名前のフォルダが作成され、この中に移動した部分の画像が保存されていきます。

アクティブな画面以外はこの画像から表示される仕組みになってるんでしょうか。また、この機能によって次回プレイ時に前回踏破した部分が残るので、まだ行ってない場所がわかるのがちょっと嬉しいかも。

ただし、起動直後は表示されないので、1回画面を切り替えないとダメっぽい?みたいな。

この機能は一見の価値あり

ANESEは高解像度化や便利機能がほぼ無いに等しいエミュレータですが(一応セーブステートはあるかな?)この機能だけでも一見の価値ありだと思いますんで、まだANESEを使った事の無い方や当エントリーを見て興味を持った方は一度試しみてはどうでしょう。