DuckStationとPCSX2のカバーダウンローダーの使い方
自動でカバーアートを取得してくれるようになったんだーと思ったらイメージしていたのとちょっと違ってダウンロード元のURLとファイル名のパターン的なものを指定してやらなければいけなかったので初見ではそっ閉じしてしまいましたが、どこか使えそうなところはないだろうかと調べてみたところLibretroのサムネ置き場が利用出来そうな感じだったので試してみました。
結果から先に言っておきますと期待するほど画像は拾ってこれなかったのであくまでもカバーダウンローダーの使い方の紹介くらいに思っていただければ幸いですが、命名規則がRedump.orgに準拠している(でしたよね?)のでイメージファイル名が日本語だったり自分で適当につけたりしていた場合この機能では取得出来ない事に注意してください、念の為。
Libretroのサムネ画像を利用
確か以前はプラットフォーム毎に全ての画像を圧縮してまとめてあったように思いますが、今は個別になっているのでこれ使えるんじゃね?という事で。
DuckStationでは以下の場所の画像を利用するのが一般的でしょうか。
/Sony – PlayStation/Named_Boxarts/
タイトル画面やスクリーンショットを使うのもありだと思いますが、表示される画像の比率がおかしくなるようなら画像を正方形にトリミングする必要はあるかも?
カバーダウンローダーの使い方
ダウンロードした画像は covers フォルダに保存されるのでフォルダが存在するか一応確認しましょう。無い場合は事前に作成しておかないと異常終了やエラーにはなりませんが正しくダウンロードされなかったような?
メニューから ツール > カバーダウンローダー を開きます。
その下のテンプレートはサンプルに従って書くとこんな感じ、コピペでそのまま利用可能です。
https://thumbnails.libretro.com/Sony%20-%20PlayStation/Named_Boxarts/${title}.png
https://thumbnails.libretro.com/Sony%20-%20PlayStation/Named_Boxarts/${filetitle}.png
https://thumbnails.libretro.com/Sony%20-%20PlayStation/Named_Boxarts/${serial}.png
普通の () ではなく {} なので注意。URL内の %20 は半角の空白を表しています。ゲーム名、ファイル名、シリアル番号はゲームリストの プロパティ から確認可能です。
今回利用するLibretroのサムネ置き場ではシリアル番号を使用しても意味が無さそうなので、とりあえずゲーム名とファイル名の両方を書いておくかどちらか一方だけでもいいかと思います。
シリアル番号をファイル名に使う にチェックを入れると 同じ名前のゲームで国内版と海外版がある場合にそれぞれのカバー画像がつけられる という事ですが、一般的にはあまり無いケースだと思うので気にしなくてもいいでしょう。
OKなら スタート をクリックで開始します。
プログレスバーが100%になったら終了です。
恐らくゲームリストの画像はほとんど埋まってないだろうと思いますが、画像ファイルが存在してもファイル名がアンマッチで取得出来ないケースもあるので、その場合はイメージファイルをリネームする事で取得可能になります。
特にPCSX2ではゲーム名に余計なものがくっつけられてアンマッチになる事があるような?
PCSX2にも応用出来ます
同じ方法でPCSX2でもカバーアートをダウンロード出来ますが、こちらは更に取得出来る画像が少ないと思われるので何れにしても他のサイトを探した方がよさげでしょうか。
PCSX2で使用する場合のテンプレートもほぼ同じですがついでなので貼っておきますね?
https://thumbnails.libretro.com/Sony%20-%20PlayStation%202/Named_Boxarts/${title}.png
https://thumbnails.libretro.com/Sony%20-%20PlayStation%202/Named_Boxarts/${filetitle}.png
https://thumbnails.libretro.com/Sony%20-%20PlayStation%202/Named_Boxarts/${serial}.png
カバーダウンローダーの使い方でした
またいいサイトがあれば私の方でも探してみようと思っていますが、とりあえずDuckStationとPCSX2のカバーダウンローダーの使い方という事でお役に立てば幸いです。