マルチエミュ RetroArchのプレイリストにサムネイルを追加する
RetroArchはプレイリストを作成していわゆるランチャー的な使い方をする事が出来ますが、ただゲームのタイトルが並んでいるだけではちょっと寂しい気もします。どうせならタイトル画面やプレイ中のスクリーンショットなんかもあった方がいいですよね。
そこで当エントリーではRetroArchのプレイリストにサムネイルを追加する方法について書いてみたいと思います。
RetroArchのプレイリストにサムネイルを追加する
プレイリストにサムネイルを追加する方法はいくつかありますが、それぞれ一長一短あるので目的に合わせて最適な方法を選択する事になります。
RetroArchのメインメニューから
メインメニューのオンラインアップデーター > サムネイルのアップデーターで機種ごとのサムネイルをダウンロードする事が出来ます。
と言ってもこの作業だけではサムネイルを表示する事は出来ませんが、該当する機種のプレイリストが作成された時にサムネイルが表示されるようになります。
難点はほとんどの人が必要無いであろう日本語版以外の画像も問答無用で全てダウンロードしてしまうのでムダにディスク容量を圧迫する事でしょうか。ハードディスクがテラ単位で余裕な人はノープロブレムかと思いますが、私のように常にディスクの空き容量がカツカツな人は絶対にノゥ!な方法と言えます。
ちなみにブラウザやダウンローダーなどを利用してダウンロードしたい場合は、こちらのURLからもダウンロード出来るのでご参考までにどうぞ。
http://thumbnails.libretro.com/
オンラインアップデーターでダウンロードしてくるものと内容は同じはずです…たぶん。以前はシステム単位のパッケージがありましたが今は削除されたようです。
画像のファイル名はNo-Introやredumpをベースにしているので、巧く利用すれば他のフロントエンドでもなにげに使えそうだなーとか思ってたりします。
デスクトップメニューから
デスクトップメニューからはプレイリストやゲーム単位でサムネイルをダウンロード出来ます。基本的に作成済みのプレイリストに対して操作を行いますが、デスクトップメニューからでもプレイリストを作成する事は可能です。
プレイリストの作成方法についてはこちらのエントリーが参考になれば幸いです。あらためて読み返してみるとなにやら後半が微妙にわかりにくい気もするので、サムネイルの追加と合わせてどこかで見直したいとは思いますけど。
デスクトップメニューを表示するにはRetroArchのメインメニューからデスクトップメニューを表示かF5キーを押します。
プレイリスト単位で追加
サムネイルを追加したいプレイリストの上で右クリック > すべてのサムネイルをダウンロード > このプレイリストを選択。
プレイリストに登録されている分だけサムネイルが追加されるのでムダが無くてお薦めな方法です。
その下にあるシステムのすべてを選択すると、オンラインアップデーターと同様にその機種全てのサムネイルがダウンロードされる事になるので注意して下さいね?
ゲーム単位で追加
プレイリストに表示されているゲーム名の上で右クリック > サムネイルをダウンロードを選択。
そのゲームのサムネイルだけが追加されます。
ドラッグ&ドロップで追加
これもゲーム単位での追加と言えますが、画像はあらかじめ自分で用意しておく必要があります。
プレイリストからサムネイルを追加したいゲームを選択して、サムネイルの表示部分(下の画像の赤枠内)に画像をドラッグ&ドロップする事で、画像がプレイリスト上の表示名にリネーム&サムネイル用のフォルダにコピーされます。
主にこのような場合に使う事になるでしょうか。
- 日本語版なのに海外版が表示される
- 自動で追加されたサムネイルを差し替えたい
- サムネイルが取得出来ない
- スキャンを使用しないでプレイリストを自作した場合
既に登録されているサムネイルを上書き更新する事も可能です。
必要に応じてサムネイルは軽量化を
追加されたサムネイル画像はディレクトリ設定をデフォルトから変更していなければ、thumbnailsフォルダに機種別に保存されます。
thumbnails ├ 機種A(ファミコンとか) │ ├ Named_Boxarts(ボックスアート) │ ├ Named_Snaps(スナップショット) │ └ Named_Titles(タイトル) └ 機種B(スーファミとか) ├ Named_Boxarts ├ Named_Snaps └ Named_Titles
実際にフォルダを開いて中を確認してみるとわかりますが、解像度や画質の割にファイルサイズが大きいので最適化・軽量化した方がディスク容量を節約出来ますし表示も軽くなります。
デスクトップPCはともかくとして、モバイルPCやタブレットなどでRetroArchを利用する場合に気になるようなら考慮してみるといいかもしれません。