マルチエミュ RetroArchのコアが起動しないか強制終了する時はビデオドライバの設定を確認するといいかも

2018/02/12設定・使い方RetroArch,トラブルシューティング,マルチエミュレータ

RetroArch 公式トップイメージ

RetroArch本体とコアの更新チェックは頻繁にしているものの、最近ではほとんど起動して実際にゲームをプレイした覚えが無い事に気付きました。それじゃ久々に何か動かしてみるかなーと思ったら、ことごとくコアが起動しない&強制終了の嵐…これは一体どういう事なの?RetroArchさん?

理由さえわかってしまえばそういう事かと納得はしましたが、それっぽいエラーメッセージも出なくて焦った事は焦ったので備忘録としてメモっておこうと思います。

原因はビデオドライバの設定

とりあえず原因から先に書いておきますと、ビデオドライバの設定をd3d11(Direct3D 11)にしていたのがマズかったようです。ただ、全滅かと言うとそういうわけでも無く、FCやWSCのようにかなり古めの機種は動きましたが、N64やDC・PSPなどはアウトといった感じ…わかる人はこの時点でピンと来たかもしれません。私も今にして思えばそういう事なのねと思いますが、単体のエミュレータとは挙動が違うのですぐには気付けなかったんですねぇ…これが。

現象はこんな感じ

なぜか「アイテムが見つかりません。」と言われるパターン。

RetroArch アイテムが見つかりません的な

あちこちイジってたらRetroArchが逝ってしまったパターン。

RetroArch 動作を停止しました的な

ビデオドライバの設定を見直す

このような状況になった場合は、設定 > ドライバ > ビデオのドライバを確認して、起動出来なかったエミュレータに最適だと思われる設定に変更すると解決出来る場合があるようです。

※バージョン1.7.1で新しいDirect3D 11/12ドライバが実装された事によって若干改善されたように思います。使用するコアによってはやはりOpenGLに設定し直してから起動する必要はありますが。

RetroArch ビデオのドライバ設定

自分で書いておいて「最適な設定ってどれよ?」と言われると困りますが、とりあえずd3dだったらglに、glだったらd3dのどれかにしてみたらいいんじゃないでしょうかね?(投げやり)

尚、ビデオドライバの設定を変更した場合は必ず再起動しましょう。設定ファイル > 現在の設定を保存でretroarch.cfgに変更した内容を書き込む事は出来ますが、RetroArch本体を再起動しない事には設定が反映されないので、ビデオドライバの変更前と同じ結果になります。

基本的にはOpenGLが無難でしょうか

今回の件で、そうすると普段はglに設定しておくのが一番無難なのかな?と思いましたが、よく考えたらデフォルトがglだったような…余計なとこイジらなきゃよかったっつう話ですね?

何れにしてもコアの起動に関して不具合が出た時に、他に原因が考えられなければビデオドライバの設定を疑ってみるといいかも?という事で。