マルチエミュ RetroArchの最初にやっておくといいかもな設定 [UI編]

2018/03/31設定・使い方RetroArch,マルチエミュレータ

RetroArch 公式トップイメージ

これまで更新状況の確認や最低限の起動確認程度であまり本気でイジっていなかったRetroArchですが、ちょっと思うところあって触り始めたら今更ながらすっかり気に入ってしまいました。

そんなわけで、あらためてRetroArchの設定ファイルを削除して一から設定し直す事にしたので、当エントリーではRetroArchの最初にやっておくべきと言うかやっておいた方がいいんじゃないかな?と思う設定について書いてみたいと思います。

2022/12/06
さすがに内容が古くなってきたので全体的に内容を見直す予定です。

RetroArchの初期設定編

それでは設定ファイルを消してまっさらな状態から順番にやっていきます。尚、この状態でのキーボード操作はカーソルキーで上下左右、Enterで決定、Backspaceで1つ上の階層に戻るようになっています。

RetroArchの日本語化

やはり最初はこれですかね?どうしても日本語じゃなきゃダメってわけでも無いんですが、やっぱ日本語化されてると安心感が違いますので。

Settings > User > Language

キーボードの左右で言語を変更可能、1つ右に入れるとすぐに日本語になります。

入力に関する設定

ここからは既にメニューが日本語化されてる前提でいきます。

設定 > 入力

最高のユーザー数

RetroArchを自分一人でしか利用しない場合は、この数値を1にしておくとユーザー2以降が表示されなくなるのでメニューがスッキリします。

統一的なメニューコントロール

オンにするとコントローラーに割り当てられたキーでメニューを操作できるようになります。次に説明する項目が関係していますが、とりあえずこの項目をオンにするとカーソルキーで上下左右というのはそのままで、Zキー(Bボタン)で決定、Xキー(Aボタン)で1つ上の階層に戻るようになります。

メニューのOKとキャンセルボタンをスワップ

PPSSPPやJPCSPなんかで最初は決定ボタンが逆になってますよね?あれと同じイメージです。いや、普通それって逆じゃね?と思えばこの項目をオフに、それでいいと思えばそのままで。オフにした場合はXキー(Aボタン)が決定、Zキー(Bボタン)で1つ上の階層に戻るようになります。

とりあえずここまでの設定でデフォルトの状態よりは操作しやすくなったんじゃないかと思いますがどうでしょう。私はもうこの設定にしないとダメです、たぶん。

メニューのドライバ

メニューのドライバを変更出来ます、これは好みで選んでいいでしょう。

設定 > ドライバ > メニューのドライバ

左から順にXMB・RGUI・GLUIの画面になります。RGUIだけ私の環境(もしかしたら環境じゃなくてマルチバイト系は全部ダメだったり?とかする?)では完全に文字化けするので画面の撮影用に英語に戻してあります。

こちらの記事でもちょろっと書いてますんでよろしければ。

インフォメーションの文字化けを修正

画面左下に表示されるインフォメーション(OSDメッセージというらしいです)が文字化けする方は変更しておいた方がいいと思いますが、そうでない方は好みでどうぞ。

実際の表示確認はコアのオンラインアップデーターが一番手っ取り早いです。

メインメニュー > オンラインアップデーター > コアのアップデーター

こんな感じになったら見事に文字化けしてます、という事で。

RetroArch OSDメッセージの文字化け

設定 > OSDメッセージの通知 > OSD通知 > OSDメッセージのフォント

拡張子がttf形式のフォントしか指定出来ませんが、私はとりあえず游ゴシック体のミディアムにしてみました。フォントのサイズを調整したい場合は

設定 > OSDメッセージの通知 > OSD通知 > OSDメッセージのサイズ

画像の例ではサイズを24にしてあります。

RetroArch OSDメッセージ 日本語フォントを設定する事で文字化けを修正

尚、反映には再起動が必要ですが、再起動しても文字化けが直らない場合は恐らく英字フォントを指定したのではないかと思われますんで一応ご確認を。

メニューフォントの変更

メニュードライバがXMBの時しか適用されませんが、メニューのフォントを変更する事も出来ます。

設定 > ユーザーインタフェース > 外観 > メニューのフォント

OSDメッセージと同様に拡張子がttf形式のフォントしか指定できませんが、こちらは再起動しなくても即反映されます。フォントを変えてみたけどやっぱ元の方がよかったな…という場合は、メニューのフォントでEnterキーを押すとデフォルトに戻ります。

詳細設定の表示

いわゆる高度な設定を隠す的なやつですね。細かい設定が出来るようになるかわりにメニューに表示される項目が増えます。

設定 > ユーザーインタフェース > 詳細設定の表示

よくわかんないから設定はシンプルな方がいいという場合はあえてオンにしなくてもいいでしょう。と言うかこの設定をオンにする事でどの項目が増えたか目印とか色分けされてるといいんですけどね?

お気に入りディレクトリの設定

コンテンツをロードする際にイメージファイルを保存しているディレクトリの階層が深いと結構面倒だったりします。そこで、ショートカット的な感じでスタート地点となるディレクトリを設定する事が出来ます。

設定 > ディレクトリ > ファイルブラウザー

設定したいフォルダを開いた状態で<このフォルダを使用>を選択して決定します。

これでコンテンツをロード > お気に入りでそのディレクトリに直接アクセス出来るようになるので、そこへ各コア毎にイメージファイルを分けて入れておくと使いやすくなるかと思います。

使いこなしてる人はSSDにイメージファイルをまとめちゃったりしてそうですが、出来れば私もそのくらいやりたいなーとは思ってたりします。まぁその前にPC本体ですけどねぇ…

RetroArch 初期設定編でした

あくまでも初期設定という事でUIの表示や操作に関する部分だけですが、デフォルトの状態よりはかなり使いやすくなったんじゃないでしょうか。

本当に今更ですがRetroArchをイジるのが非常に楽しくなってきてしまったので、次はコントローラー設定やセーブに関する設定などについても少しづつ調べて書いてみようと思います。