PS2エミュ AetherSX2のARM用 LinuxとMac版がリリース

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PS2 プレイステーション2

Android用のPS2エミュ AetherSX2のARMプラットフォーム用 LinuxとMac版がリリースされたようです。

ただし、あくまでもARM用なので一般的なPCと言うかいわゆるx86ベースのシステム(IntelやAMD的な)では動作しませんよという事でその点は注意してくださいね?

AetherSX2 May Update (Alpha-1866) より

詳細はこちらのページから確認出来ます。

403 Forbidden になってますがちゃんとアクセス出来ます。patreonはブログカードとかリンクチェッカーみたいなのが効かないんですよねぃ…

ARMデスクトップ版 AetherSX2のダウンロード

AetherSX2のLinuxとMac版はこちらからダウンロード出来ます。

尚,Windows版に関しては

Windows ARMのビルドは再配布に必要なオブジェクトファイルが大きすぎるという問題により現在保留されていますが、それ以外は全く問題なく機能します。

という事なので既に用意はできていると思ってよさそうな感じです。

特定のゲームにおけるパフォーマンスの改善

ゲームにもよりますがバージョン1660と1863を比較すると約1.5倍から3倍近くパフォーマンスが上がっているようです。

  • 11922-alpha-1660:2022-04-14
  • 12125-alpha-1863:2022-05-07

こちらも開発者さんによると

このような改善は一部のゲームのみを対象としており、すべてのゲームで一般的なパフォーマンスの改善に繋がるわけではないことに留意してください。さらに今月の作業はGPUに焦点を当てたものでEE/CPUがボトルネックになっている場合は大きな違いを見ることはできません。

という事です。

そもそもその数値が何を基準にした数値なのかもよくわからないので数字だけ見てうっひょーと喜ぶのもアレですけど、少なくとも改善されているのは間違いなさそうです。

その他の修正など

その他の修正についてはざっくり書くとこんな感じでしょうか。

  • リベース(ベースとなるソースを新しいものにした、つまりPCSX2の最近の修正も含まれる的な意味かと)
    主にデータベース関連の取り込みらしいのでゲームの自動修正にも対応してくれるような。
  • セーブステートにzstd(圧縮形式)を使用
  • 一部のゲームにノンインターレース化パッチを追加
  • ゲーム設定のトグルを刷新
  • インターレース解除の設定キーを修正
  • ゲーム起動中に動かなくなるごく稀なケースを修正
  • 大きいコアが2つのデバイスのアフィニティコントロールモードを一部修正

特定のゲームに関した内容や訳がよくわからないものは適当に端折りましたが、私も久しぶりにインストールして試してみたところ体感で明らかに軽くなったと感じました。体感なのであまりアテにはならないかもしれませんけど。

ちなみに以前インストールした時のエントリーはこちらになります。

ARM Windows版はしばらく様子見で

普通にデスクトップ用のWindows版を期待した方にはガッカリな話だったかと思いますが、私もぶっちゃけその手の話になるとよくわかりませんのでね?ただまぁ最近はARM版Windows搭載の小型PCなんかも出てきたりしているようなので、そういった方面の需要もあるのかしらという事で。