Switchエミュ Ryujinxのポータブル化について
なにげにここしばらくのRyujinxの更新内容をチェックしていたところ、何日か前に「ポータブルモードの自動有効化を実装」的な項目があったので紹介しておきたいと思います。
エミュレータのシステムフォルダ(ユーザーフォルダ)はエミュレータ本体と同じ場所にある方が都合がよかったり、逆に違う場所にある方がいいケースもあったりで一概にどちらがいいとは言えませんが、とりあえずその辺りはお好みでどうぞという事で。
ポータブルモードとは
これはエミュレータに限った話ではありませんが、アプリの初回起動時にマイドキュメントやAppDataに設定ファイルなどを作成するというのは割と一般的かと思います。
Ryujinxもデフォルトで以下の場所にシステムフォルダを作成するようになっています。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Ryujinx
このフォルダを本体と同じ場所に設定してやる事でメモステなどのリムーバブルメディアから起動可能になるというのがいわゆるポータブル化というやつです、もちろんレジストリも使わないという前提ですけど。
Ryujinxのポータブル化
それではRyujinxのポータブル化ですが、システムフォルダを新規に作成する場合と既存のシステムフォルダを流用する場合の2通りあります。
システムフォルダを新規に作成する場合
Ryujinx本体と同じ場所にportableという名前の空フォルダを作成してからRyujinxを起動するだけです。
その後の導入に関する設定や手順などはこちらのエントリーが参考になれば幸いです。
既存のシステムフォルダを流用する場合
既に利用中のシステムフォルダがデフォルトの場所にあるなら
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Ryujinx
このRyujinxというフォルダをRyujinx本体と同じ場所に移動してフォルダ名をportableにリネームします。
これでメモステからの起動もOK
これでメモステなどのいわゆるリムーバブルメディアにRyujinxとイメージファイルを入れておいて起動する事も可能になるはずですが、単に本体とシステムフォルダを同じ場所に置いておきたいという方にもいいんじゃないかと思います。