Switchエミュ Ryujinxに中華製プロコンでジャイロ操作してみる
これまではSwitchエミュで実機同様にジャイロ(モーションコントロール)を使いたい場合はBetterJoyやDS4Windowsのようなアプリを利用するしかなかったように思いますが、ここしばらくの更新履歴を見てみると今はyuzu(EA版のみ?)もRyujinxも本体だけでそれが可能になったっぽい?みたいな。
そんなわけで以前から興味があった中華製のプロコンを購入してyuzuとRyujinxでジャイロ機能が使えるか試してみたところ、私のやり方が悪いのかおま環なのかはわかりませんがとりあえず巧くいったのはRyujinxだけだったので当エントリーではRyujinxのジャイロ設定について書いてみたいと思います。
コントローラー周りの設定に詳しい方には特に目新しい情報は無いかと思われますが、私と同様にコントローラーの設定とか控えめに言ってさっぱりな方のお役に立てば幸いです。
購入した中華製プロコン
昔と違ってあれこれ機能がついてるだけに仕方が無いとは思いますが、それでもやっぱ純正のコントローラーって高いですよねぇ…そのくせ色々と複雑になってるから壊れやすいっていうのが実に悩ましい。
なので以前から一度試してみたいと思っていた中華製のプロコンを購入してみました。
公式サイトの商品情報が全くアテにならないので自信は無いですがBeboncoolの2021年最新版…のはずです。以前の型とはコントローラー中央のキーの数(スクショ用と連射設定用のボタンが増えてる)とかキーに直接プリントされているところが違う感じ?ちなみにこのプロコンを選んだのはいわゆるプレステっぽいレイアウトが好きだからと言いますか、スティックの配置的にSwitchやXboxはどうにも馴染めないというか苦手なんですよね。
このコントローラーの使用感などはもう少し使ってみてからあらためて紹介したいと思ってますが、お茶の間のSwitchは家族共用だからコントローラーだけ持ってくるとかアレだしーかと言って純正品は高いしーとか思ってる方には割とお勧め出来るかもしれません。
ただまぁ値段相応だというのは覚悟しておいてほしいですけどね…いい塩梅にヘタってる年代物の初代デュアルショック使いにはぶっちゃけちとカチカチすぎぃー。
コントローラーの接続について
ここら辺の説明はわかってる方には今更必要無いと思いますが、中には初めての作業でドキドキな方もみえるかもしれないので一応書いておきますね?
ジャイロを利用するなら無線接続で
有線接続だと問答無用でXbox360コントローラーとして認識されちゃいます…ぐぬぬ。
なのでジャイロを使うならBluetoothで接続しなければならないようです。
私は有線派なので出来ればUSBケーブルで繋いだまま使いたいなぁと。一旦ペアリングしてしまえば後は有線でもプロコンとして使えないかしら?と試してみましたが、有線接続になった途端にちゃっかりプロコンが消えました…まぁそうですわね。
とは言えジャイロが必要無ければUSB端子にぷすっと挿すだけで普通にXinput入力のXbox360コントローラーとして使えるのでこれはこれでよしという事にしましょう。
Bluetoothアダプターも購入
これは余談になりますが私のPCはキーボードもマウスも有線接続でマザボにもBluetoothは乗っかってないので今回はBluetoothアダプターを別途購入するはめになりました。でもまぁ1つくらいは持っといてもいいんじゃないかという事でね?
ホントはPCを新調した時にWi-FiとBluetoothが一緒になったIO DATAのが欲しかったんですが、どこにも在庫が無くてとりあえず購入したWi-Fiアダプターと同じTP-Linkにしてみました。Bluetooth 4.0ですがノープロブレムでしょう。プロコン同様ドライバのインストールも不要なのがいいですね。
コントローラーの追加
Windowsのスタート > 設定 > デバイス、またはタスクバーのBluetoothアイコンをダブルクリックで設定画面を開いたらBluetoothまたはその他のデバイスを追加するをクリックします。
デバイス追加のダイアログが表示されるのでBluetoothを選択します。
いかにもデバイスを検出中です的な待ち状態っぽい画面になったら次はプロコンを操作します。私が今回購入したBeboncoolのコントローラーはYボタンを押しながらHomeボタンでペアリングします。
ペアリングが成功するとPro Controllerとして接続済みの状態(左画像)になります。
ちなみにこの操作が必要なのは基本的に初回のみです。しばらく使用していなかったりするとペアリング済み状態(右画像)になる事がありますが、この場合はHomeボタンを押せば再接続されます。
RyujinxのInput設定
Ryujinxでの設定はめっさ簡単です。Input DeviceにNintendo Switch Pro Controllerと表示されるのでそれを選択すればボタンは全てデフォルトのままでいけます、イジるとしたらデッドゾーンくらいでしょうか。
あとはEnable Motion Controllerにチェックを入れるだけ、デフォルトでチェックが入ってたらそのままでOKです。その下のUse CemuHook~にチェックが入ってるとBetterJoyなどを経由する必要がありそうなのでこちらはチェック無しで。
スプラトゥーン 2で動作確認
ここでスクショ貼ったところで実際にジャイロ効いてますというのはわからんと思いますが一応。
ジャイロの調整はRyujinx側の入力設定からGyro SensitivityやGyro Deadzoneをイジるかゲーム内のオプションから変更するかお好きな方でいいんじゃないかと思いますが、Ryujinx側の設定をイジると当然ながら全てのゲームに影響するのでそこはケースバイケースという事で。
サードパーティ製アプリ不要なのが嬉しい
やはりエミュ本体だけでジャイロが利用可能になるのはいいですねぇ。今回は巧くいかなくてもXinput入力のコントローラーを1つ買ったと思えばそれで済む話でしたが意外にあっさり成功してくれたので正直ホっとしました。
yuzuはまた後日あらためてチャレンジ
今回yuzuの方はBetterJoyやDS4Windows経由でも巧くジャイロを機能させられなかった、と言うか接続したプロコンを有効にした状態でゲームを起動すると常時振動しっぱなし状態になってしまうので使用を断念しました。という事でまたmainlineにも同様の機能が実装された時にあらためてチェックしてみようと思います。