Wii Uエミュ Cemu v2.0リリース&オープンソース化

リリース情報WiiU,Cemu

実質的に現在唯一のWii Uエミュと言えるCemuのv2.0がリリースされました。

今回もExperimentalという事で安定版ではなさそうですが、ひと通り動かしてみた限りでは特に問題は無さそうな感じでした。

Cemuのダウンロード

公式サイトのダウンロードリンクか

更新履歴からダウンロード出来ます。

GitHubからもダウンロード可能になりました。Linux版はここからしかダウンロード出来ないかも?

Cemu v2.0の更新内容

例によってDeepLの機械翻訳ですが、更新内容はこんな感じです。

  • Cemuがオープンソースになりました!
  • Linuxの予備ビルドはgithubで公開されていますが、まだ非常に荒削りなので注意してください。
  • 今後、短いバージョン番号(2.0, 2.1, 2.2, 2.3…)を使用してバージョン管理を少し簡略化しました。
  • すべての依存関係を更新しました。特にSDL(入力とモーション)とwxWidgets(UI)がそうです。
  • H264ビデオデコーダーのクラッシュを修正。スマッシュのタイトル画面でのクラッシュを解消。
  • nsysnet のクラッシュを少し軽減しました。Call of Duty: Black Ops IIでのクラッシュを修正。
  • 非常に特殊な状況下で発生する可能性のあるロギング関連のクラッシュを修正。タイトル画面で2分間アイドル状態にした場合、Wind Wakerで発生する可能性があります。
  • Cemu.exeへのパスにUnicode文字が含まれる場合に発生する可能性のあるクラッシュを修正。
  • .elfの自作ソフトを読み込むとクラッシュすることがある問題を修正しました。
  • タイトルマネージャーセーブエクスポーターのアカウントリストが空でなくなりました。
  • wiimoteのレイテンシーを少し改善しました。
  • デバッガにシンボル/ファンクションリストを追加、その他デバッガ/アセンブラの小さな改良。
  • APIを実装しました: coreinit.FSOpenFileExAsync (いくつかの自作ソフトウェアで使用されます)。
  • その他多くの変更と修正。
  • Stop&Restartエミュレーション機能に向けてさらにいくつかの作業を行いました。まだ準備できていませんが少しずつ進めています。

Cemuのオープンソース化について

今回の更新内容やオープンソース化した経緯などについてはこちらを参照してください。

尚、GitHubはこちらになります。

今後の開発に更に期待

オープンソース化によって他の開発者が機能追加や修正に参加してくれるかもしれないので、これまで以上に開発が進む事に期待出来そうです。

当面はExperimentalが取れた安定版のv2.xリリースに注力する事になると思いますが、とりあえず今後もCemuの動向には注目していきたいところです。