新しいサターンエミュ Ymirを試してみた

まだリリースされたばかりの新しいエミュレータなのでマトモにゲームがプレイできるのは当分先のことだろうと思っていたサターンエミュの Ymir ですが、直近の開発版でCHDに対応したということなのでだったらいっちょ試してみますかね?ということでやってみました。
とりあえず感想を先に書くとなかなか好感触でした、わりとマジで。
Ymirのダウンロード
ダウンロードはGitHubからどぞ。
ちなみに Show all 16 assets ってのを押さないとWindows版が表示されてないんじゃないかと思いますが、ダウンロードするのは ymdasm-xxx というやつではないので注意です。

ほとんどの場合 ymir-windows-AVX2-Win32-v0.1.x_x.zip でいいでしょう。-Console とつく方はYmir本体の起動時にログウィンドウ的な窓が併せて出るのでその方がいいのであればそちらで。また、AVXに対応していない古めのPCではSSE2の方をダウンロードしましょ。
Ymirの起動確認
イメージファイルを開くタイミングなのかはわかりませんが、時々真っ黒画面のまま固まったようになることがありました。その場合はYmir側でディスクをイジェクト&ハードリセットしたり、Ymirそのものを一旦終了させてから再起動してやり直す必要があるかもしれません。
とりあえず私が試してみたのはこの4本。
- 機動戦士ガンダム ギレンの野望
- ファイティングバイパーズ
- ファイターズメガミックス
- パンツァードラグーン








さすがにネイティブ解像度なのでグラフィックがキレイとは言えませんが、起動さえしてしまえばそれなりにちゃんと動いてるような気はします。むしろ現時点でこれだけ動いちゃってるってのも結構すごいんじゃないかと、これは期待するなという方が無理でしょうよ。
グラフィックやサウンドの不具合はあり
ダウンロードページにあった既知の問題に書かれているように、いくつかのゲームではグラフィックやサウンドの不具合が発生するようです。
実際私が先ほど試したゲームでもファイティングバイパーズでポリゴンが崩れてたり、ギレンの野望では音声が引っかかったような感じ?になることがありました。
個人的にはかなり好感触
開発自体は当然もっと前からなんでしょうけど、正式にリリースされてからまだ約1ヶ月程度でこのレベルならこれはかなり期待できそうな感じです。
まだ高解像度化やステートセーブのような機能はありませんが、RedditでのCHD対応に関するやりとりを見ても実装まで早かったのでそれも近い内に実装されたらいいなーみたいな。何れにしても今後も要チェックですねということで。



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