PS3エミュ RPCS3にセーブステート機能が実装された件

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機能自体は既に先月頃から実装されていたらしく既にお気付きの方もみえるかと思いますが、開発から正式に?アナウンスがあったので紹介しておきたいと思います。

とは言うものの、内容を見る限りまだぶっちゃけ実用レベルとは言い難いような気がしなくもないので、ご利用の際は十分に気をつけてくださいね?という事で。

RPCS3 ダウンロード

ダウンロードは公式サイトから、インストール済みなら自動更新でどうぞ。

セーブステートの使い方と注意点

まだ実験的な感じで注意事項もそれなりにあるので、こちらのページを機械翻訳につっこんで内容をよく確認してからにした方がよろしいんじゃないかと思います。

とりあえずざっくりと内容をかいつまんでみるとこんな感じでしょうか。

ステートセーブのショートカット

使い方は簡単で Ctrl + S で保存出来ます。ただし、ステートスロットの切り替えは無いような。

ステートの保存場所はデフォルトで以下の場所になります。

RPCS3本体と同じフォルダ/savestates/

尚、以下の状態の時はセーブステートを使用しないようにとの事です。

  • ゲームのセーブ中(自動保存機能も含む)
  • データのインストール中

使用上の注意

まだ他のエミュのように気軽に使えるレベルではないように思うのでいくつか注意事項を。

ステート保存後にゲームが一旦終了

現在の仕様ではセーブステート保存後にゲームが一旦終了してしまうので、中断セーブ的な使い方しか出来ないかもしれません。

現在、Save Stateを実行するとゲームが終了し、ゲームプレイを続けるにはゲームを再起動する必要があります。技術的な理由により現時点ではゲームの終了を防ぐことはできません。この問題は将来的に解決される予定です。

再開はゲームリストから右クリックで Boot with savestate を選択するか、ステートファイルをD&Dで行うようですが、私の環境ではうまく再開出来なかったので未確認です。

デフォルトではステートからの再開後にステートファイルが削除されるような事も書いてあった気がするので、もしそうなら先ほどリンクを貼った公式のヘルプにある Configuration Options を読んで手動で設定ファイルを編集する必要がありそうです。

ファイルの容量がデカい

試しに DEAD OR ALIVE 5 Last Round の起動直後に保存してみたところ110MBありました。

サイズはゲームや機能の使用頻度に応じて50MBから2~3G の範囲になります。これは将来変更されサイズが小さくなる可能性があります。

おま環かもしれませんが、そのステートで再開しようとしてもエラーで起動出来ませんでした…

今後の改善に期待

セーブステートはエミュレータならではの便利機能と言えるので使えるにこした事は無いですし個人的にも欲しい機能ではありますが、新しいシステムほど容量がバカにならなくなってくると思うので実際難しいだろうなというのは想像に難くありません。

それでも容量はデカいけど問題はそれだけという事であればディスクを増設するなり運用でカバーすればいい話なので、開発の方にはムリの無い範囲で頑張っていただきたいところです。