マルチエミュ BizHawk 2.3.2リリース コアアプデ・バグ修正など

リリース情報BizHawk

BizHawk 正式版 2.3.2 About

ここしばらくは特にこれと言って音沙汰の無かったBizHawkですが、何の前触れも無く2.3.2がリリースされました。

マイナーバージョンアップなのでそこまで劇的な変更は無さそうですが、とりあえずいつものようにざっくりと更新内容など確認してみたいと思います。

BizHawk 2.3.2のダウンロードと更新履歴

公式の更新履歴はこちらのページになります。Windows BinaryからBizHawkの最新バージョンもダウンロード可能です。

毎度の事ですが更新履歴をそのままGoogle翻訳につっこんだ後、それなりに体裁だけ整えたものを以下に貼っておきます。

mGBA

  • 0.7.2に更新

Gambatte

  • コアをアップデート(#1582)

N64

  • GLideN64をリリース4.0にアップデート
  • GLideN64のデフォルトを修正(#1478)
  • GLideN64 Halo除去オプションをサポート
  • 仮想パッドが標準コントローラでクラッシュしなくなりました
  • カスタム解像度を修正

NESHawk

  • SubNESHawk – 世論調査に基づいた入力とPPUスタイルレベルのリセットサポートを備えたNESHawkの実験版(カジュアルプレイ用ではない)(#1439)
  • VRC7を更新(#1527)
  • tracelogにPPUサイクルを追加

QuickNES

  • 最新のDevビルドでQuickNESがクラッシュする問題を修正(#1423)

Genesis

  • 逆アセンブラ修正(#1458)
  • 右クリック時のVDPビューア例外を修正(#1449)

GBHawk

  • GBホークリンク

A2600Hawk

  • ブーストグリップコントローラのサポートを追加
  • gamedbのアップデート
  • HMoveを修正
  • バング!デモ – 正しいマッパー

EmuHawk

  • addr、valueを使ってメモリコールバックを呼び出す(#1462)
  • OpenAdvanced Open ROMを修正
  • リンクアイコン
    リンクテキストをリンクステータスに合わせて更新
    ステータスバーボタンからのリンクステータスの切り替えを許可(#321)
  • FFMPEGライター
    -c:a libvo_aacのすべての使用法を-c:aacに変更。これは、現在パッケージ化しているffmpegが前者をサポートしていないためです。
    ffmpeg webmのサポートを修正(#1477を修正)
  • APIHawk
    Lua風のAPIライブラリシステムで拡張(#1419)
    新しいROMをロードしても外部ツールがクラッシュしなくなりました
    HelloWorld外部ツールを再構築し、zipファイルのソースを含める
  • Ram Search
    アドレスへの移動を修正
  • デバッガ
    マウスホイールのスクロールを修正
    PageUp / Pagedownキーをインクリメント/デクリメントに設定
  • Hex Editor
    バイトに7Fが含まれる場合の位置ずれを修正(#1503)
  • Movies
    [ムービーの終了時に一時停止]を選択した場合は、停止するのではなく終了モードに移動
    saveramから複数回スタータリングするときの例外を修正
  • TAStudio
    ラグログにギャップを許容(#1461)
    将来のフレームに描画している間の自動保存トリガの修正
    中クリックとIIボタンでシークプログレスバーが消えないよう修正
    いくつかの状態削除のバグをさらに修正
    シーク中に一時停止したときのメインフォームの一時停止アイコンを修正(#1456)
    ブランチロード時の低解像度フレームバッファを修正(#1513)
    自動保留/発砲セットの税関での例外を修正(#1553)
    最大元に戻すレベルの例外を修正すると例外が発生(#1555)
    二重右クリックブランチの例外を修正(#1551)
    TAStudioでtasprojを保存してもEmuHawkの保存名が更新されない(#1444)
    読み取り専用モードでのジョイスティックの動きの記録を修正(#1447)
    エクスポート時に既存のbk2ファイルを上書きするよう依頼
    クリップボードが空の場合は通知しない
  • Lua
    Luaスクリプトを停止した後、エミュレータが自動的にExtraPaddingをリセットするように(#1509)
    Luaソケットのエラーを修正(#1174)
    Lua APIを介してソケットのホストとポートを設定する機能を追加(#1495)
    スリープ機能を追加(#1177)

BizHawkもまだまだいけそうです

最近はRetroArchが便利になりすぎてBizHawkに対する興味が若干薄れていたのは事実ですが、なんだかんだで嫌いじゃないんですよね、BizHawk。ワンダースワンの縦持ちゲーム用のキーコンフィグがありますし(RetroArchだとゲーム毎にリマップのオーバーライドで対応するしかないような)後は…いや、後は特に思いつかないような…

機能面でRetroArchに大きく水をあけられている感じは否めませんが、最低限自分の欲しいエミュレータの機能さえあれば問題無いとも言えるので、まだまだBizHawkにも巻き返しの余地があるのでは?と今後も見守っていきたいと思います。