GBAエミュ mGBAに高解像度化機能が追加されました
bsnesに続いて今度はmGBAに高解像度化の機能が実装されたようです。私としてもこの流れは大歓迎なのでぜひ他のエミュレータでもどんどんやっちゃっていただきたい感じです。
とりあえず現時点ではこの機能を実装したmGBAの正式版はまだリリースされていないので、開発版を使用して早速チェックしてみたいと思います。
mGBA開発版のダウンロード
mGBAの開発版はこちらのページからダウンロード出来ます。
まだ不安定なようでバージョンによっては表示がおかしくなる事がありますが、この機能の関係か今日(2019/05/23)だけでも結構な勢いで開発版が更新されているので、うまく機能しない場合はバージョンを変えてみると改善するかもしれません。
尚、当エントリーではバージョン 5714-1084246 を使用して機能を確認しています。
mGBA高解像度化の設定
メニューバーからTools > Settings > Enhancementsを開いて以下の設定を変更します。
- Video rendererをOpenGLに変更
- High-resolution scaleを任意の値に設定
OKかApplyをクリックすると以下のようなダイアログが表示されるのでmGBAを再起動します。
高解像度化するとゲーム起動時のウィンドウサイズが High-resolution scaleの値 x Frame sizeの値 になるようなので、ウィンドウがモニターからはみ出してしまった場合はとりあえずFrame sizeを1に戻してみて下さい。
その代わりゲームを起動していない時のウィンドウがかなり小さくなってしまうので、この辺は何とかならんものかなと思いますが…
スクリーンショットも高解像度化
mGBAの機能で撮影したスクリーンショットは本来の解像度の240×160という非常にちっちゃいサイズでしたが、高解像度化するとスクリーンショットにもその倍率が適用されます。
以下の画像はどちらもmGBAの機能で撮影したスクリーンショットですが、左は高解像度化した状態で撮影したものをそのまま、右はデフォルトの状態で撮影したスクリーンショットを後から4倍に引き伸ばしたものです。
あらためてGBAってスゴイ
他にも試しにいくつかゲームを起動してみましたが、どれもクッキリハッキリといい感じだったように思います。当時からGBAのグラフィックはスゴイと思っていましたが、あらためてそれを再確認したという感じです。
VBA-Mでもシェーダーを利用する事で高画質化は出来ますが、mGBAではこの状態から更にシェーダーも利用出来る事を考えるとまだ伸び代があると思っていいんでしょうか。正直なところその辺はイマイチよくわかってませんけど。
何れにしてもこの機能はLibretroのmGBAコアにも実装されると思いますし、bsnesの件もあってますます今後が楽しみになってきました。